Dec08th

朽ちた廃教会

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朽ちた廃教会

とある場所に置き去りにされた教会。鬱蒼とした山中に、埋もれるようにして存在する。
窓・壁共に損傷が激しく、内部も風雨によって荒らされている。
周囲には桜が生えている。隙間から花弁が入り込み、春だけは桜色に染まる。
月に二、三回、訳ありの修道女が訪れては祈りを捧げ、錆びた鐘を鳴らして帰っていく。

外観

損傷の激しい石造りの教会。雑草や蔦に侵食されている。
随所に穴が開いており、内部の様子を見ることが可能。
屋根に十字架が立っている。それが目についた者は、辛うじて教会であることが分かるだろう。

入口

木製の扉。鉄製の錠前は錆びついており、正しい鍵を入れても回ることはない。

大きな穴

教会の横に開いた、とりわけ大きな穴。屈めば内部に入れる程度の大きさ。
複数の足跡がついており、誰かが出入りしていることが分かる。

聖堂

十脚ほどの長椅子が並ぶ小さな聖堂。特別な装飾などはなく、ただ瓦礫が広がるのみである。
唯一目を引くのは、死の世界への道のりを連想させるような、入口から祭壇にかけて伸びる黒い敷き布。
布を捲ると、床には風化した血文字で「悪魔の夜だ」と書かれている。