Aug15th

アルス

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アルス

 
アルス
 

アルスとは、ハイゼンベーグの森の魔導士。
対なるもの、運命の片割れ、忌まれた子供、求められた子供、全ての始まり。
物語のキーパーソン的存在。

 

「賢者。不思議の森について識る者。それならば、自己紹介は不要であろう」



 

プロフィール

名前アルス(=ル=イルフィア)
綴りAls (le Irfie)
性別
誕生年Sl.603
好きな食べ物なし
嫌いな食べ物なし
趣味なし
 

概要

ハイゼンベーグの森に棲む賢者。ある事件をきっかけに感情を失っている。
世界でも稀な魔導士と呼ばれる存在で、国を滅ぼすほどの戦闘力を誇る。戦争への徴用を避けるため、国の目から逃れて生活している。
不思議の森の継承者であるハルと出会い、共に旅をする。

容姿

森を沈めたような深緑の瞳、金糸の長髪。長身痩躯。
魔力を節約するためイヤリングや指輪などの魔道具を付けている。

風を纏い、身に纏った蒼色の外套と周囲の枝葉を騒がせるその姿は、ただならぬ者の雰囲気を漂わせている。
彼は暗い森に溶け込むようにして佇んでいたが、その輝くような金糸の髪は闇に浸かっても囚われることはなかった。

人物

「どの人間にも感情がある。俺は自分が人間であると言い張っている。ならばこそ、そのように振る舞うべきなのだろう」

  • 無感情
    聖霊と「魂の契約」を交わしたことで感情を失う。以来「かつての感情の記憶」を軸に行動している。
    欲求も失っているが、食事など必要と判断した行動は行う。とりわけ研究志向が強い。
  • 冷静
    物怖じしない性格で、どんな状況でも理性的な判断を下す。
  • 社交性
    幼少期から世と隔絶されていた育ちにより、空気を読んだり愛想を振りまくことをしない。
    共感できない。無視することがある。無駄口を叩かない。
  • 好奇心
    感情を失う前は好奇心旺盛な子供だった。知識を吸収したがる。ただし人にはあまり興味がない。
    この強い好奇心は親譲りのもので、血縁者であるランスやシェシカも、(興味の範囲は異なるものの)同様。
    孤児院に幽閉されていた環境もあり、冒険譚を好んで読んだ。
    感情を失っても学者肌であるのは、この好奇心の影響である。
  • 口調
    一人称は「俺」。
    「〜だ」など、言い切りの口調。

能力

アルス
  • 魔導
    世界でも稀有な魔導と呼ばれる力を持つ。
    魔道具を必要としない・呪文不要の力であり、戦闘には有用。威力や射程に優れ、行動の切り替えを即座に行うことができる。
    単純な技であること、魔力の消耗が大きいのが欠点。
    潜在的な魔力が一般的な女性と同程度であるため、頻繁に使用すればすぐに切らしてしまうことになる。
    戦闘時では、魔法と併用し魔力を保つことが多い。
    魔法と組み合わせれば二種類の技を同時に発動することもできる。
    黒百合事件では、防御の魔法を詠唱しながら魔導で攻撃している。
  • 聖霊仲介
    魔導士固有の能力。聖霊の意思を感じ取ることができる。
  • 博識
    学者肌であり、不思議の力(魔術・魔法・魔導)に通暁する。
  • 語学
    孤児院から英才教育を受けたお陰で、3ヶ国の言語を扱えるようになっている。
    この教育は魔法や魔術を扱うためのもので、世間に流布している術式は難なくこなすことができる。
  • 社交性
    世事に疎い。

来歴

①誕生
国王スタティーラと魔女オリザの間に、不義の子として生まれた。存在を隠すため、物心つく前に孤児院へと預けられる。

②孤児院にて
孤児院に幽閉され育つ。この孤児院は賢者たちを養成するため、幼い頃から語学を教わってきた。
勉強以外の時間は本を読んで過ごすことがほとんど。
時が経つにつれ、次第に外に出たいという思いが募り、反抗的な態度を取りはじめる。

③聖霊との出逢い
いつものように部屋で過ごしているとき、聖霊の声を聞いた。聖霊に魔導士と呼ばれ、彼は自分がそう呼ばれるべき存在であると自覚する。

④イルフィア家の養子
魔導士になったことを機に、有力な商家・イルフィア家の養子になることを望まれる。イルフィア家には嫡女レキアがいたが、才がなかったため代わりの後継者を必要としていた。
後継者になったことによりレキアの立場は失われたが、省みることなく勉学に励んだ。

⑤黒百合事件
立場を失ったレキアが、悪魔に唆され悪魔クロンドを召喚する。殺されそうになるアルスだが「悪魔に利用されているだけ」ということを知らしめ、和解。
戦いの末に悪魔を返還したが、レキアの魂はぎりぎりのところで食われてしまう。
義妹の心を殺した自身の愚かさを呪い、涙を流した。

冷たい感触がした。いつの間にか、頬が涙で濡れていた。
「おお、水嵩が増してゆく。魔導士よ、お前はそんなにも、こころ、の豊かな者だったのだな」

⑥魂の契約
肩を落とす彼に聖霊は提案をする。心を分かつ「魂の契約」を結べば、レキアの魂は蘇ると。
聖霊と契約を結び、感情と引き換えにレキアの魂を取り戻した。
なお、これにより「人のこころ」に否定的な聖霊の、都合の良い存在となった。

「こころ、はひとを狂わせる」
「わたしたちは魔導士にこころ、を持って欲しくないのだ」

⑦黒百合事件以降
イルフィア家を出、知見を広めるためにグレイアスを旅する。
王国から兵として徴用されることになったため、ハイゼンベーグの森に隠れ棲む。

年表

Sl.年齢出来事
6030グレイアスのシノジア村で生まれる
6052エルシーメイの孤児院へと預けられる
61512イルフィア家の養子となる
黒百合事件
聖霊と魂の契約を交わし、感情を失う
62017継承者であるハルの旅に同行
 

人間関係

  • レキア
    かつての義妹。唯一の尊重すべき存在。
  • クリス
    魔物として虐待されていたところを助けた。友人であると一方的に思われている。
    ハイゼンベーグの森に棲んでおり、時折住処を訪ねてくるが、邪険に扱うことはない。世間話に応答したり、知識を共有して過ごす。
  • ハル
    ハイゼンベーグの森で血吸い狼に襲われているところを助けた。不思議の森の継承者であり、聖霊の要人であるため、保護をしている。
  • アンシ
    継承者の姉。ハイゼンベーグの森で魔物に襲われているところを助けた。行動に異を唱えられ、時々言い合いになる。
  • クロンド
    義妹の魂を奪った悪魔。因縁の敵だが、興味はない。
  • エルシーメイ
    義妹に悪魔召喚をそそのかした半悪魔。アルスのいた孤児院の院長でもある。
  • オリザ
    実母。記憶にない。オリザはアルスのことを死んだと思っている。
  • ランス
    実の弟。孤児院に行った後にランスが生まれたため、存在を知らない。ランスはアルスがいかに有能だったか聞かされて育った。
  • シェシカ
    異母弟の王子。義妹と同じく、悪魔クロンドを召喚している。
  • ユアン
    同じ孤児院で育ち、オリザに身を引き取られた。作中で対になる存在だが、直接の関わりはない。

小ネタ

  • アルスは国の言葉で「魔導士」という意味。彼固有の名前が与えることはなかった。
  • 欲求がないため、食が細い。料理をすることもあるが、一般的に美味しくないものができあがる。

登場シナリオ

  • Als…フレーバーSS
  • 黒百合かざし…黒百合事件
 

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